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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2014-137366(P2014-137366A)
(43)【公開日】平成26年7月28日(2014.7.28)
(54)【発明の名称】放射線透過遮蔽構成物及び放射性元素物質の放射線質量の減衰作用構成体
(51)【国際特許分類】
G21F 3/00 (2006.01)
G21F 1/06 (2006.01)
G21F 1/08 (2006.01)
A61N 5/10 (2006.01)

【FI】
G21F 3/00 Z
G21F 1/06
G21F 1/08
A61N 5/10 S

【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2013-17699(P2013-17699)
(22)【出願日】平成25年1月15日(2013.1.15)
(71)【出願人】
【識別番号】596079312
【氏名又は名称】守谷 和夫
【住所又は居所】埼玉県所沢市三ヶ島3丁目783番地
(71)【出願人】
【識別番号】394023975
【氏名又は名称】小島 功
【住所又は居所】埼玉県さいたま市南区太田窪2126-1
(72)【発明者】
【氏名】守谷 和夫
【住所又は居所】埼玉県所沢市三ケ島3-783
(72)【発明者】
【氏名】小島 功
【住所又は居所】埼玉県さいたま市南区太田窪2126-1
【テーマコード(参考)】
4C082
【Fターム(参考)】
4C082 AG32

(57)【要約】
【課題】従来の性能評価見解では、資料2が示すように質量、比重、密度と放射線遮蔽性能が比例関係に無く、質量則で解明できなかった、本考案は、放射線遮蔽性能と質量則が比例・対照する原理的技術を提供する。
【解決手段】放射線遮蔽物質とセパレーターの組み合わせを基本単位複層構成体(図1参照)とし、この基本単位複層構成体を積層する事で、放射線遮蔽性能・放射線透過抑制性能を質量則に準じ、評価出来る実験的検証を確認した。
資料1の埼玉大学で検証した積層試験供試体の放射線遮蔽性能確認試験結果が、性能確認グラフに表されたように積層数増加に比例して遮蔽性能が一定の性能向上傾斜となり、質量則原理が当てはまる事実を確認した。
放射線遮蔽材料、放射線透過抑制材料は、資料3,4の東京都立産業技術研究センター実験報告書と工学院大学建築学部中島裕輔准教授の見解書により、放射線遮蔽性能、放射線透過抑制性能が確認された材料と本考案のキーであるセパレーターと組み合わせる事で要求性能を定量的、合理的に設計し、具現化を可能とする技術的手段を提供する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
放射線透過抑制機能を持った物質体をセパレーターと組み合わせて複層化した構成体
【請求項2】
放射線透過抑制機能材は、石灰系物質又は、炭酸硬化性物質と硼砂系物質を組み合わせた複合物質
【請求項3】
請求工2に更に硼酸系物質を加えた複合物質
【請求項4】
請求項2又は3に、金属系微粒子、又は、鉱物系微粒子を加えた複合物質
【請求項5】
請求項2又は、請求項3及び請求項2+請求項3にケイ酸ナトリウム(通称水ガラス)を加えた複合物質
【請求項6】
上記、放射線減衰機能材のセパレーターは、ガラス系、カーボン系、金属系、セルロース系、合成樹脂系の板状又は、面体により複層化した構成物体
【請求項7】
上記、放射線減衰機能材は、石灰系基盤や繊維系基材、金属系基材、合成樹脂系基材、木製基材、紙系基材に適用できる

図1