特許情報の一覧へ戻る
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2010-284962(P2010-284962A)
(43)【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
(54)【発明の名称】木材の木殺の装置と応用
(51)【国際特許分類】
B27K 5/00 (2006.01)
B27D 1/00 (2006.01)
【FI】
B27K 5/00 F
B27K 5/00 A
B27D 1/00 N
【審査請求】未請求
【請求項の数】17
【出願形態】書面
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2009-160216(P2009-160216)
(22)【出願日】平成21年6月15日(2009.6.15)
(71)【出願人】
【識別番号】596079312
【氏名又は名称】守谷 和夫
【住所又は居所】埼玉県所沢市三ヶ島3丁目783番地
(71)【出願人】
【識別番号】596079323
【氏名又は名称】守谷 えみ子
【住所又は居所】埼玉県所沢市三ヶ島3丁目783番地
(72)【発明者】
【氏名】守谷 和夫
【住所又は居所】埼玉県所沢市三ケ島3-783
【テーマコード(参考)】
2B200
2B230
【Fターム(参考)】
2B200 AA03 BA01 CA02 CA08 CA12 CA13 DA04 DA05 EA06 EA10 EB10 EC11 EC18 EC30 FA12 FA31 FA42 FA50
2B230 AA27 AA30 BA03 BA04 BA18 CC04 CC05 DA02 EA19 EA21 EA30 EB02 EB05 EB13 EB21 EB24 EC02 EC14
(57)【要約】
【課題】 機能性木材加工の課題は、木材に如何に透過性を付与するかである。これまでの技術では減圧加圧又木材加熱又プレスによる細胞破壊が主であった。減圧加圧法は加圧容器が必要であり薬剤の注入時間も長い。またプレスによる加工方法は木材にひび割れが入る欠点があり実用化されていない。そしてすべて流れ作業が不可能であった。
【解決手段】 木材を瞬間的に殴打すると、細胞破壊は無数に起きるが、ひび割れは発生しない。
送り装置での送材行程で、先端の丸い突起で高速連打することにより、あらゆる諸条件下でも細胞破壊が可能になる。又細胞破壊後の薬液剤注入においても加熱振動高水圧噴射を組み合わせることで、不燃木材、通電木材、防腐木材等各種多方面の機能性木材の量産が流れ作業で可能になる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
木材の材種又は性質及び含水率、また諸条件に応用できる木材の細胞破壊
【請求項2】
殴打装置の形状
【請求項3】
送り装置付き細胞破壊殴打装置
【請求項4】
手動式細胞破壊殴打装置
【請求項5】
生合板への薬液剤注入前加工装置
【請求項6】
合板用単板材の細胞破壊装置
【請求項7】
乾燥した木材の加工
【請求項8】
裏面ノコ目加工
【請求項9】
大断面木材の加工
【請求項10】
アルコール及び界面活性剤での木材への注入促進
【請求項11】
加熱による木材内部の空気の膨張
【請求項12】
細胞破壊した木材の軟化
【請求項13】
加熱した木材内部の振動による空気の吸引
【請求項14】
高水圧による木材への強制注入
【請求項15】
容器内で木材を加熱後薬液剤を容器に流入する
【請求項16】
高圧空気による水切り作用と乾燥の促進
【請求項17】
除湿機による乾燥