(12)【公報種別】公開特許公報（Ａ）
(11)【公開番号】特開２００２－５９４０８（Ｐ２００２－５９４０８Ａ）
(43)【公開日】平成１４年２月２６日（２００２．２．２６）
(54)【発明の名称】木材の処理方法
(51)【国際特許分類第７版】
B27K 5/00
F26B 3/04
5/04
5/14
9/06
【ＦＩ】
B27K 5/00 F
F26B 3/04
5/04
5/14
9/06 H
【審査請求】有
【請求項の数】１３
【出願形態】ＯＬ
【全頁数】１２
(21)【出願番号】特願２００１－１６８２１７（Ｐ２００１－１６８２１７）
(22)【出願日】平成１３年６月４日（２００１．６．４）
(31)【優先権主張番号】特願２０００－１６７３９７（Ｐ２０００－１６７３９７）
(32)【優先日】平成１２年６月５日（２０００．６．５）
(33)【優先権主張国】日本（ＪＰ）
(71)【出願人】
【識別番号】５９６０７９３１２
【氏名又は名称】守谷 和夫
【住所又は居所】埼玉県所沢市三ヶ島３丁目７８３番地
(71)【出願人】
【識別番号】５９６０７９３２３
【氏名又は名称】守谷 えみ子
【住所又は居所】埼玉県所沢市三ヶ島３丁目７８３番地
(72)【発明者】
【氏名】守谷 和夫
【住所又は居所】埼玉県所沢市三ヶ島３丁目７８３番地
(74)【代理人】
【識別番号】１０００７２７１８
【弁理士】
【氏名又は名称】古谷 史旺
【テーマコード（参考）】
2B230
3L113
【Ｆターム（参考）】
2B230 AA27 BA01 EA21 EA30
3L113 AA03 AB02 AB09 AC05 AC08 AC19 AC23 AC43 AC67 BA29 CA08 CA09 CA10 DA10 DA24
【課題】 木材の表面割れの抑制、木材の内部割れの抑制、木材の変色の抑制、木材の反りの抑制、木材のねじれの抑制、木材の乾燥時間の短縮、木材内部までの均一な乾燥、乾燥設備のイニシャルコストの削減、および乾燥設備のランニングコストの削減を可能とする木材の処理方法を提供することにある。
【解決手段】 木材を前処理又は乾燥させる際に、木材に振動を与えることを特徴とする。たとえば、木材を加熱する際、木材を蒸煮する際、木材を乾燥する際、木材を調湿する際、木材乾燥後の冷却の際、乾燥機内の加圧をする際、または乾燥機内の減圧をする際に振動を与える。木材を桟木を介して台車上に積載するとともに、各桟木間に高熱伝導率の熱伝達部材を介挿して木材への伝熱を一定にする。
【請求項１】 木材を前処理又は乾燥させる際に、木材に振動を与えることを特徴とする木材の処理方法。
【請求項２】 請求項１記載の木材の処理方法において、木材を加熱する際に振動を与えることを特徴とする木材の処理方法。
【請求項３】 請求項１記載の木材の処理方法において、木材を蒸煮する際に振動を与えることを特徴とする木材の処理方法。
【請求項４】 請求項１記載の木材の処理方法において、木材を乾燥する際に振動を与えることを特徴とする木材の処理方法。
【請求項５】 請求項１記載の木材の処理方法において、木材を調湿する際に振動を与えることを特徴とする木材の処理方法。
【請求項６】 請求項１記載の木材の処理方法において、木材乾燥後の冷却の際に振動を与えることを特徴とする木材の処理方法。
【請求項７】 請求項１記載の木材の処理方法において、乾燥機内の加圧をする際に振動を与えることを特徴とする木材の処理方法。
【請求項８】 請求項１記載の木材の処理方法において、乾燥機内の減圧をする際に振動を与えることを特徴とする木材の処理方法。
【請求項９】 請求項１ないし請求項８のいずれか１項記載の木材の処理方法において、木材を桟木を介して台車上に積載するとともに、各桟木間に高熱伝導率の熱伝達部材を介挿して木材への伝熱を一定にすることを特徴とする木材の処理方法。
【請求項１０】 請求項１ないし請求項９のいずれか１項記載の木材の処理方法において、台車上に弾性部材を介して設けられた固定枠内に木材を桟木を介して積載するとともに、各固定枠の長手方向に振動発生装置をそれぞれ配置し、両振動発生装置の回転方向を相互に異ならせることを特徴とする木材の処理方法。
【請求項１１】 請求項１０記載の木材の処理方法において、両振動発生装置の振動数を等しくすることを特徴とする木材の処理方法。
【請求項１２】 請求項１０記載の木材の処理方法において、両振動発生装置の振動数を相互に異ならせることを特徴とする木材の処理方法。
【請求項１３】 請求項１０または請求項１１記載の木材の処理方法において、両振動発生装置を間欠運転することを特徴とする木材の処理方法。
- 代表図面